花蔵院 (けぞういん)
花蔵院の特徴
慶長年間の開基の後、慶安2年(1649)に野中角右衛門という漁師が渡良瀬川より引き上げた観音像を翌年寺へ納め観音堂を建立、同年寺格を得て花蔵院と改めました。寺域内には宝きょう印塔・五輪塔・十九夜供養塔・道標らの石造物が多く見られます。
当寺首無し六地蔵の銘に『慶長九年甲辰天(1604)閏八月十八日法印権大僧正都隆寛』とあり、創建は慶長年間(1596~1615)以前であるといえる。
観音堂は、川で発見された観音像をまつったといわれているが、この観音像は秘仏とされ、お目にかかることはできない。当寺の住職も地区住民の方もお目にかかっていないため何観音かその法量もわかっていない。
現堂の造営年代は不詳であるが回廊の擬宝珠に、『天保四癸巳(1833)』の銘がある。
観音堂は、東上州三番札所であり、『徒みとがも 皆除川と きくなればまいるこの身は たのもしきかな』とよまれている。」
寺院 | 花蔵院 (けぞういん) |
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宗旨 | 真言宗豊山派 |
住所 | 群馬県邑楽郡邑楽町板倉町除川399 |
区画 | 1.44㎡ 永代使用料 10万~ 4.41㎡ 永代使用料 30万~ 墓地区画空きあり 随時、受付しております。 |
年間護持費 | 3000円 |
アクセス | JR上越線 沼田駅から3.5km |